無荒老人の放言録

今年もプロ野球交流戦はパの諸球団の稼ぎとなった。パリーグでは交流戦で失速すると今年のロッテのようにペナントから脱落しかねないのだ。勝ち越し５球団の中でパは４球団である。

個々の球団の実力にそんなに差があるとは思えないのだ、。現にリーグをまたいで移籍して選手はそれなりの実績を残しているのだ。

これは何かシステム的な問題があるのではないか。

一つはフランチャイズの問題である。パの方が全国的に球団が分布しており平常から長距離の移動をしている。セの方はこれに比べて移動する距離は少ないのだ。

つまり細長い日本列島を移動するのに環境の変化が伴うガセの球団はそれに付いていく習慣がないのではないか。

もう一つは指名打者制である。パが投手を打席に立たせるのに対応できたのに対し、セは指名打者制に対応できなかったのではないか。

毎年の事である。何かシステム的な問題があるような気がする。