無荒老人の放言録

高速道路に関する社会実験が終了した。時間をかけで実施したので可成り多くのデータが得られると思われる。

実はこれからが大変なのだ。国民に対してレポートを作成しなくてはならない。恒久的なものにすべきか否かという結論となるからである。

この実験に絡む利害関係者は多数である。利益を得たもの、損害を受けたもの両者が存在するのだ。

これから国民が納得する形で恒久化か廃止かの結論を出さねばならぬ。

絶対やって欲しくないのは政治家の介入に負ける事である。それでは将来を誤りかねないのだ。

また、結論を玉虫色とする事も禁物である。黒白をはっきりし、不利益となる人にも配慮した形で救済策をも含めるべきであろう。

レポートは時間をかけて良く練って欲しい。幸か不幸か震災の影響で再開するとしても可成り先になりかねない。流石といわれる名答を期待したい。