一体改革案の税制-不真面目極まる2011/06/30 19:07

税と社会保障の一体改革案が政府・与党で纏まったそうな。

報道を見る限り不真面目そのものである。

第一に消費税10%なる考えがおかしい。これは消費税5%上昇とすべきなのである。増税要素は震災復興のために上積みさせる必要があるのだ。社会保障のためにどれだけ、震災復興のためにどれだけ、また、過去の国債償還のためにどれだけというように考える必要はないか。いまの表現は国民に誤解を招くのではないか。尤も国民を誤魔化そうとするのならば別だが。

第二に「経済状態」を上げている事である。どうなったら増税できるかという具体的な表現はない。これでは増税は永遠に先送りされるのだ。いまの経済状態で増税すべきではないのか。

増税による不景気には国民も経済界も覚悟し、甘受し、対処すべきなのである。そこから新たなる発展の曙光が見えるものと信じている。

不景気を怖がっていては現在の経済上の問題は解決できないと思え!