景気好転の基準-高望みしては何時までも好景気は来ない2012/01/02 18:40

公的には好況不況に関する一応の基準があり、それで「景気の山」「景気の谷」などと表現されている。

ところが「好景気と言うが実感できない」という批判がしょっちゅう出てくる。特にマスコミがお先棒を担ぐのだ。

では「実感できる好景気」とはどのレベルだろうか。まさかバブルを期待しているのではないだろうな。

ありそうにないレベルでなければ「好景気」とは言わないのでは改革する財源が無くなるのである。現状の経済レベルより大幅な好況でなくては国民に負担を求める施策が取れないとすれば、それは永久に来ない可能性もあるのである。

この30年の「失われた時代」は今後解消することは考え難いのではないか。自民党政権時代からの宿題である。しかし、誰も解決策を見いだすことは出来ていない。

1%成長でプライマリーバランスを達成することを考えねば日本は破産しかねないことを理解すべきではないか。一時的な「不景気」を覚悟しなければ物事は前進しないのではないか。

一旦国債残高を低水準としない限り思い切った政府の施策は採りづらいのではないか。

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