TPP-一次産業の国際化に対応すべきだ2012/01/03 18:50

日本農業のリーダー達はあまりにも守りに徹しすぎる。守るだけでは勝てないのだ。攻めることを考えることを今年から重要視して欲しい。

日本国内マーケットの食事の総量は減少することはあっても増加することは見込めないのだ。

人口は増加しない。減少するであろう。高齢化社会は一人あたりの食料消費量が減少することに繋がるのだ。つまり国内のマーケットは縮小するのだ。

日本農業は国内の縮小傾向の中でのパイの取り合いをしても全体として成長することはないのだ。

日本農業の成長のためには食品の輸出を増加することが必須ではないか。それを達成するためには他国農産物にも門戸を開く姿勢が要求されるのではないか。

現に米ですら輸出されているのである。つまり米ですら国際競争力があるというものだ。

世界で食糧の味や安全性を重視する人々が2割=14億人いるとしよう。その中には1億人強の日本人がいるだろうが。この人々をマーケットにして市場開拓をすることは日本農業の実力からしてそう困難とは思えない。

外国農産物の輸入量よりも日本農産物の輸出量が多くなるにはどうすればよいか。今から考えても遅くない。これは自給率が100パーセントを超えることをも意味しているのだ。

日本の農業にとって「世界のグルメを相手に儲ける」という発想が今年こそ必要ではないか。

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