それでもブッシュ大統領を信頼しますか。 ― 2007/12/04 18:55
米国政府の公式発表で、イランの核開発が中断したままであるとの見解が示されると共に、ブッシュ大統領が存在しないイランの核爆弾製造を脅威として国民に宣伝していたということが示された。
歴史的な教訓として、内政的に問題を抱えている国家の元首は、対外的緊張を醸し出すことによって、自己の保身を図るという原則がある。ブッシュ大統領もこれに該当するのではないか。米国国民がこの前の選挙で民主党を支持したのはその問題点を見抜いたからではないか。
日本の政治家-特に自民党-は、そろそろポストブッシュについて考える時期ではないか。特にブッシュ氏の偏狭的な面は支持すべきではないだろう。ブッシュ氏に盲従することが日米協調では無いだろう。
米国がおかしな行動を取っていると思えば、同調を拒否することが真の日米同盟ではないのですか。この点でフランスのシラク前大統領の態度は立派だと思うのですが。
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