再生医療に期待する2007/12/14 21:07

京都大学の万能細胞の成功に続いて、今度は大阪大学で再生医療の心臓手術が成功したとのことである。

無荒老は、脳死移植は医学の邪道であると思っている。このような再生医療が更に進歩することが望ましいと思う。

脳死移植は「他人の不幸を当てにする」という方法を採らざるを得ない。また、今までの経過が示す通り、ドナー数が問題を解決するほど増加するとは考え難い。これに対し再生医療は自分の細胞から取り出すので、問題はない。

脳死移植は拒絶反応という致命的な問題がある。拒絶反応を抑える為の副作用は無視できない。再生医療はこの点がない。

無荒老は再生医療が今後の医療の進むべき王道だと思う。移植医療はそれが実用化するまでのつなぎであろう。今後の再生医療の進歩に期待するものである。