日米同盟中東重視のツケ2008/01/28 19:16

日米同盟は、中東問題に夢中になり、それぞれの国内問題をおろそかにした。そのツケが今回っている。中東問題のみでなくそれぞれの国内問題にも気配りをしていたらここに述べる様な事態にはならなかったのだ。中東問題に気を取られすぎたのは失政である。

日本では緊急の課題としてガソリン税の暫定措置の延長が議論されている。昨年夏の参議院選挙の時から解っていたことである。テロ特措法だけを見ずに国内問題にも目を配っていたら、今日の様な不手際はなかったのは明らかである。一旦切れたのだから、国内問題を早く片付け手おいて給油法案に手を付けても良かったのではないか。

サブプライム問題が話題となったのはやはり昨年の夏である。その時よく調査しておいて対策を取っておけば今日の相場の混乱はもっと少なくて済んだであろう。しかし、ブッシュ政権は中東問題に夢中でここまで気が回らなかった。

教訓として、国際問題が重要な時こそ国内に問題発生の可能性がないか、気配りすべきと言うことである。