無荒史談175-日本の戦-第2次世界大戦 ― 2009/02/26 19:08
日独伊の同盟国側は、いわゆる「持たざる国」で資源に乏しかった。勝利するには短期決戦による他はなかった。と言うことは裏を返せば連合国側は長期戦に持ち込みさえすれば勝てるのが明白であったのである。これを実行した中心人物はイギリスのチャーチル首相である。絶対に講和の話に乗らなかったのである。
それでも日本国民は頑張った。4年弱を戦い抜いたのである。しかし、刀折れ矢尽き最後は原爆の洗礼を浴びるに及んで降伏したのである。
日本軍は国力の限界を冷静に見ることをしなかった。兵器の劣勢を精神力で補おうとしたのである。更に悪いことは近隣諸民族の心を掴むことをしなかったのである。
ここに日本は明治以来営々として築き上げてきた「軍事大国」の地位を完全に喪失するのである。
日本の戦-本論-おわり
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