逆瀬戸際政策-米朝のチキンゲームか?2009/07/04 19:01

オバマ政権半年、対北朝鮮政策が次第に明らかになった。「核放棄」のための対話ならば何時でもするが、アメリカが譲歩するような対話はあり得ないと言うことである。

従来北朝鮮は瀬戸際政策で一応の成果を得てきた。というよりもブッシュ政権がその手に簡単に乗っていたと言うことである。オバマ政権はその手に乗らないことが明確になったと言える。北に譲歩させるためにさらなる制裁をちらつかせるのである。無荒老はこれを「逆瀬戸際政策」という。

これは「チキンゲーム」と言えるのではないか。オバマ政権は北朝鮮の「暴発」の可能性を計算に入れて行動しているとしか思えない。

このツケを払う羽目になったのが中国である。北の暴発は避けたいし、北はコントロールしたいし、焦っていると思う。

北は本日スカッドミサイルらしきものを発射した。アメリカがどう反応するかを見ているだけと思う。一方で、北の船舶は何処にも入港できずに空しく帰還を始めたようだ。アメリカに同調して入港拒否の姿勢を取る国が多いようだ。

現状が続く限り北の「暴発」はあり得るとして対策を考えた方が賢明と思う。

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