総理不在-現在の政治システムを見直す必要はないか2011/07/06 18:34

菅内閣の余命も後幾ばくかという状況である。これで自民時代から何代短命政権が続いたのだろうか。数えるだけムダというものだ。

この次の首相が長持ちするという確証はない。また、長持ちするような総理候補も見あたらない。

つまり日本は総理が務まる人材が育たないようなシステムを作ってしまったのではないか。

無荒老は思う。小選挙区制は日本人に向かないのではないか。理論上はどうであれ、現実に総理が長続きしなくなったのである。

もう一度中選挙区に返した方が総理が務まる人材が育つのではないか。

理論上どうかはよく分からないが、現実を見る限り中選挙区が日本人に適合しているようだ。いや、これは理論ではない。結果で証明すべきものである。

最近の総理の中にも素質的に名宰相たる人がいたであろう。しかし、彼らを総理失格させたのは日本の政治システムとしたら事は重大ではないか。