足して2で割る-これを再び通用すべし2011/07/14 18:31

日本が興隆していた昭和時代の政治手法として「足して2で割る」という妥協方策があった。

対立する主張をお互いの面子を保ちつつ上手に妥協させていたのである。ところが当時のマスコミはこれを悪習として非難していたのであった。

その結果「二者択一」が政治手法の主流を占めるようになった。

現状の日本を見る時、「二者択一」よりも「足して2で割る」方が優れていたように思う。

これは無荒老の感ずるままの結果論である。

反菅勢力が「足して2で割る」方策をとりそれぞれの面子が立つように協力しなければ菅総理の退陣は悪くすると来年9月の民主党代表選挙まで延びはしないか。