TPP-参加させていただくか参加してやるかか2011/11/12 19:00

野田首相はTPP参加を表明した。ここで重要なのは日本の姿勢なのである。

「参加させていただく」であれば他国の条件を受け入れ事に専念しなくてはならない。

「参加してやる」であれば他国の条件に不満であれば「ハイサヨウナラ」と言えるのである。

現在のTPPは米国指導である。他の諸国はいわば隠れ蓑ではないか。

これを都合の良いように利用しないことはない。「米国だけがそんな無理を言う」となるように誘導することを考えねばならない。

日本としては「世界第3位の市場を開放するからそれなりの見返りをしろ」と言うべきである。

要するに「算盤勘定」が優先されるべきでカッコヨイ「自由貿易」などのうたい文句に酔いしれてはならないのだ。

「これでは米国議会が承認しない」ならばハイサヨウナラという必要がある。