ソマリア沖海賊対策-何時までも続けないためには ― 2009/04/01 19:02
日本の護衛艦も参加してソマリア沖の海賊対策は武力面で次第に充実してきている。
しかし、このような国際海軍による武力による制圧を何時までも続けるわけには行かないのである。武力による制圧をゆるめればすぐに海賊は復活するのである。なぜなら彼らの根拠地を制圧することは現在の国際法では出来ないからである。
つまりソマリア海賊を更正させ、正業に就けるための努力がなければこのような海軍の出動はいつまでも続くのである。そのためにはソマリア政府が行動しなければならないのである。
ところでソマリアは現在無政府状態と言うべきであり、対立している勢力は種々雑多であるようだ。イスラム原理主義のグループがある一方で、古くからの部族対立の要素もあるようである。
ソマリアが国家として安定し、国全体の治安が確立されなければ海賊はなくならないと考えた方が良さそうである。
ソマリアを安定させるのにはアフリカ諸国とイスラム諸国との力が是非必要である。こらの国々が協力して問題解決を図って欲しいのである。
欧米などキリスト教国はこれに直接関与しない方がよい。異教徒や異人種の介入は彼らの反発を招くだけで゜ある。
海賊行為の武力対策は出来つつある。しかし、海賊発生の根源をなくすためにはイスラム、アフリカ諸国の力を借りなければならないであろう。そのためには国連の役割が大きいのである。
無荒老脳梗塞から復帰-ブログ再開 ― 2009/04/18 17:32
2週間ばかり休んでいたら相当にランクダウンした。当然だが。
実は無荒老は軽い脳梗塞で入院していた。
4/2便意を催して目が覚めたら床の中でも地球が回るではないか。そのうえ吐き気までする。とりあえず家庭医で処置してもらったら一応症状は収まった。
次の日家庭医から紹介状を貰い専門病院へ行った。一人で行ったのであるが、3件ほど検査をした後「家族を呼べ、即入院だ」である。
半月入院の末漸くほぼ治癒と言うことで退院した。250番くらいのダウンで済んだのは意外であった。ランク外まで落ちることをも覚悟していたのであるが。
兎に角再スタートします。以上ご挨拶まで。
北朝鮮の思惑は-゛発射゛は大成功?- ― 2009/04/18 19:07
北朝鮮の思惑を無荒老なりに考えた。
この隠れた目的は、6カ国協議の廃止と自国の核開発の実施であろう。
そのための自作自演の口実作りである。
安保理の行動は初めから織り込み済みと言うよりもそれを期待していたのではないか。
人工衛星が失敗しようとそれはどうでもよいことで、安保理各国が非難するのに屁理屈を付けて6カ国協議参加を取りやめ、核開発を再開するのである。
これは北朝鮮の常套手段である。世界各国は経済制裁などをもっと強化すべきである。この前一番効果を上げたのは銀行口座の凍結であった。
北朝鮮の泣き所をうまく突けばよい。カードを北朝鮮が先に切ったのである。今度は世界が切る番である。特に中国が制裁の主役となることを希望するものである。
情報流出対策案-可能であることを確認した実施のアイデア ― 2009/04/19 19:13
今度は三菱UFJ証券からの個人情報流出である。これについてサラリーマン時代に検討し、実行可能であることを確認したが、結局実施しなかったアイデアを紹介する。
このアイデアはフロッピーディスク時代のものであるが、現在でも変形して使えると思う。
1.個人情報ファイルの中に「時限爆弾」を仕掛けておく。
2.この「時限爆弾」は時間が経てば爆発し、情報ファイルを破壊する。
3.つまり盗まれたファイルは短時間のうちに使用不可能となる。それもコピーした全てである。(報復的に他の情報を破壊することも可能である)
4.親ファイルの中の「時限爆弾」は親ファイルの操作だけでタイマー設定可能とする。そして爆発しないように日常設定更新するのである。
5.親ファイルから不法にコピーしても「時限爆弾」のタイマーはその時点で固定されるのである。
このアイデアを実施しなかったのは、対象とした情報が機密を必要としなかったという単純な理由である。フロッピーレベルの動作は確認した。
このアイデアは無償提供します。勿論カンパしていただく分は歓迎しますが。
無荒史談187-征夷大将軍-足利義詮 ― 2009/04/20 19:21
彼には「無能」という悪評があるが、実際には可成りの人物だと言える。
仮に無能であれば足利政権そのものが成立しなかったであろう。武家方の内部分裂や南朝との関わりを兎に角解決し続けたのである。
戦乱の中に一生を終えたのであるが、その間に足利幕府は立派に基礎付けられ、次の義満の時に安定するのである。しかも義満は11才で将軍となっている。これがスムーズに行くことは義詮の実力がそのことを可能にするだけあったことを意味している。このような戦乱の中では、幼君に取って代わろうとする人間が出るものであるが、そのような事態にならなかったのは彼の力であろう。
彼の最大の欠点は寿命を縮めるほど酒を飲み過ぎたことである。この酒癖は仕事上のミスの原因とされ、彼の当時の評価を下げるものであった。
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