無荒老人の放言録

名護市議選が終わり、移設反対派が多数を占めたそうである。

ところで無荒老は基地問題の報道で重大な疑問をかかえている。誰かこれを教えてくれることを望みます。

それは「普天間基地を移設すれば問題が解決する」というような各所の考えである。これは受け入れ先に納得できる説明が出来るのであろうか。

基地を移設すると言うことは普天間の問題を単に肩代わりしてもらうだけではないのか。移設先では同じ様な問題が発生するのではないか。

無荒老は思う。基地が存在するがための問題点をもっと分解して検討すべきではないか。

これは普天間の問題、これは基地が存続するための問題、と分けて考えたらどうであろうか。勿論移設先で新たに発生するであろう固有の問題もそれぞれの候補地で傾倒すべきであろう。

普天間か嫌というものを喜んで引き受ける自治体などあるはずがない。移設だけでことを納めるという手段が効果があるということの説明を聞きたい。