ゴールデンウィーク-マーケットはブラックウィーク? ― 2012/05/01 18:57
ゴールデンウィークは政府も日銀も日本の投資家もあまり仕事をしないのである。
ところが海外はそんなことを利用してはいないか。
1日はついにドルは80円を切った。つられて株も下がった。最も株は出来高は毎年少ないのではあるが。
3日からまた休みである。海外でどうなるのか要注意である。円高が急速に進行したら-ゴールデンならぬブラックウィークである。
小沢無罪不服控訴-特捜の不始末に付き合うのはおかしい ― 2012/05/02 18:47
小沢氏に対する無罪判決に関して検察官役の指定弁護士が控訴するかどうかまだ結論が出ていない。
この裁判の「証拠」の大部分は特捜が捏造したかその疑いがあるものが多くを占めている。これを根拠に控訴することはあるものに迎合することになりはしないか。
小沢氏を追求するのは新たな疑惑が浮上してからでよい。
アンチ小沢のムードに乗って特捜が捏造したような「証拠」を振り回すのは納得がいかない。
特捜が自分の書いたシナリオに添った調書を作った愚を繰り返してはならないのだ。マスコミや大政党がそんなことをしてはならないのだ。自分の考えどおりに小沢氏が話さないのが気に入らないでは何も問題解決にならないのだ。
「小沢氏は何か悪いことをしているからそれを白状させよう」という態度をとるのは不毛の議論に他ならない。
憲法記念日-護憲改憲のねじれ ― 2012/05/03 18:28
いろんな意見があるかも知れないが年寄りは古いことを覚えているのだ。
今の護憲を称する人々は現憲法の制定時に反対したり対案を出したりした人々の流れを汲んでいる。そして改憲を称する人々は当時憲法制定に進んで賛成した人々の流れを汲んでいるのだ。
「自主憲法」を唱える人々は現憲法が米国の押しつけと言うが、米国に都合のよいように改憲することではないことを明確にして欲しい。このような態度では論理が矛盾するのだ。
無荒老の意見は現憲法は65年経ったので改正すべきというものだ。大日本帝国憲法(明治憲法)と日本國憲法(現憲法)を十分に検討してその利点・欠点を明確にした後、新憲法案を起案すべきであろう。
今までの二つの憲法には何と共通点があるのだ。出来た時は日本は弱小国であったものが大国となったのである。それに何らかの貢献をしたのは間違いないであろう。
今回は日本はこの二つの憲法が出来た時のような小国ではない。そこが憲法改正案で最も気を付ける事項と考えている。
みどりの日-豊葦原瑞穂の國 ― 2012/05/04 18:04
日本は古くは「豊葦原瑞穂の國」と言われた。農産品に恵まれた國である。気候は農作物に適した寒暖の差がある。これで世界に累のない美味いものを生産することが出来るのだ。
この天与の有利さが何故生かされないのだろうか。農業団体は口を開けば海外農産物の脅威を述べる。農業地を地盤とする政治家も同様である。
無荒老は思う。農業関係者は海外農産品に勝つための工夫をしなかったのではないか。いや、一部の熱心な農民はこの円高でも産品を輸出しているのである。
ところが農業団体の幹部や農業地を地盤とする政治家は、国内の市場を守るためといい、競争に勝つ努力をしていないのではないか。
彼らは工業を引き合いに出すが、工業製品を自由化する時は当時の先進工業国の製品で日本市場が席巻されると言って反対論があったほどである。
事実はその後の歴史が示す通り日本製品はその優秀な品質で世界に進出したのである。
日本農業は天与の気候風土があり、味や安全性では世界に負けないであろう。グルメのためには金を使う市場を狙えばよいのだ。こういう人は世界人口の2割として12億人もいるのだ。
一方で日本の国内市場は人口減と高齢化で縮小することが目に見えているのだ。これに齧り付くことに専念するのは愚の骨頂ではないか。
海外から農産物が輸入されてもよい。それ以上に輸出するという気概を農業関係者に以て欲しいものだ。
化山容疑者-名義貸しの実体解明が重要では? ― 2012/05/05 18:43
化山容疑者の生活の解明が進む中で「名義貸し」といった貸し切りバス社会での違法行為が出てきた。
この違法行為は乗客の安全確保上極めて重大な問題ではないか。例えば運転手の健康管理もなおざりなのである。また、今回の事故でも安全ベルト不具合と言うことが露見しているのだ。
このような違法行為は可成り多いのではないかという気がする。たまたま今回の事故で氷山の一角が出てきたと見るのが常識ではないか。
運輸局は貸し切りバスの免許を与えた後も定期的に現場調査して欲しいのだ。それも抜き打ちにだ。また、白バスなどの営業をした人間が役員にいるようであれば免許を与えないなどの工夫も必要であろう。
ツアーを組むのは旅行業者であるが、実際に運行されるバスに関しての調査を義務づける必要があろう。安全管理が出来ているバス業者を選定するのは旅行業者の責任とすべきである。
勿論旅行業者が値切るために安全無視の口出しをするのは罰則を設けるべきであろう。例えば2人乗務に文句を付けるなど。
一方、消費者も安全のためにはコストを負担すべきことは理解すべきである。安全手抜きで安いものに飛びつくことはあってはならないのだ。
乗客の安全無視の「格安業者」は究明し排除すべきものである。
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