フランス、ギリシャ緊縮を拒否-日本は緊縮(増税) ― 2012/05/07 18:41
6日に行われた選挙の結果フランスでは現職のサルコジ氏が敗れ、ギリシャでは政権与党が過半数割れとなった。いずれも緊縮政策に「ノー」が突きつけられたのである。
ところで日本では消費税増税計画が進行している。主な野党である自民党が増税論なのであるから紆余曲折はあっても成立する公算が高い。
これは景気にとりマイナスの施策であり、ある意味で緊縮政策と言えよう。これが成功するか世界が注目するであろう。
これを欧州の例から推察すると、次の選挙では民主、自民両党とも議席が思ったよりも少なくなる。そして大連立以外の選択肢が無くなる。
しかし、全世界の民衆が景気のために財政出動を期待するだけであれば、世界中の國は借金まみれにならざるをえない。そうなれば20世紀型資本主義の終わりである。
解決策は21世紀型の資本主義を確立して対応すべきと思うが-19世紀型資本主義は20世紀型資本主義に置き換えられたのではないか。資本主義は脱皮すべきなのである。
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